リスティング広告のキーワード単価はオークション形式で決まる

リスティング広告の運用会社であるGoogleのAdWordsやヤフージャパンのヤフープロモーション広告では、広告を出稿する際に、あるキーワードに対して入札単価を設定して広告を発注する仕組みになっています。このキーワードの単価はオークション形式で決められます。つまり、よく検索され、広告も多数出稿されるような人気のキーワードで、自分の広告を上位に表示させるためには、他のライバルよりも高い金額で入札する必要があるのです。

ただ、リスティング広告でのキーワード単価がオークション形式で決められているとは言っても、とにかく高い金額を設定しさえすればいいのかというとそういうわけではありません。表示される順位は入札単価の他に広告の品質も考慮されているのです。広告の品質とはどんなものを指すのかですが、具体的に言うと、まずは広告タイトルや広告文の質が上げられます。これらが優れていると、クリック率が上がります。よってクリック率が高いことも広告の品質を決める要素になります。それから、広告文とキーワードの関連性があるかどうかといった点や、飛び先のランディングページの出来の良しあしなども考慮されます。品質スコアを高くすることができれば、入札単価が低くても、広告を上位に表示させることができるようになりますので、リスティング広告は、品質スコアの攻略によって広告費にかなりの違いが出てくるのです。特に、単価が高騰しているキーワードで出稿する場合は、品質スコアをかなり意識して運用する必要があるでしょう。

品質スコアを上げるための一つのテクニックがあります。それは、最初は入札単価を高くして、とにかくクリック率を上げるという方法です。広告を出稿した最初の段階ではまだ品質は判定されていませんから、とりあえず入札単価をかなり高くすることで上位表示させて、お客さんにクリックを促します。するとクリック率が高いという理由で、品質スコアは高くなります。品質スコアが高くなればクリック単価を低くしても、上位表示されますから、この時点で入札単価を下げ、様子を見るのです。そして、希望の順位に表示されるための最安値の入札単価を探っていきながら、固定できる大体の入札単価のラインを決めるのです。最初だけは結構な費用が掛かりますが、最適な入札単価が発見できれば、その後は費用対効果の良い広告運用に移行できることになります。

このように、リスティング広告はオークション形式でキーワードの単価が決められてはいますが、それだけでなく、広告の品質も大きく関係していることを意識することで、効果的な広告運用ができるようになっていきます。